ルーマニアのDJトリオ、[a:rpia:r]のPedroことPetre Inspirescuがオーケストラ・アンサンブル編成で手掛けたクラシック・ミーツ・エレクトロニクスの一大叙情詩。Pădurea De Aur=黄金の森をテーマに書かれた4つのピースとそのヴァリエーション。同タイトルのCDと2LPで内容はまったく異なっていますが、とりわけ弦楽器/木管とモジュラー・シンセの精緻な律動を有機的に溶け合わせた2LP盤の内容は衝撃的。現象として「ただ、そこにある」音楽。